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Claudeの料金プラン一覧|課金で変わる5つの点

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株式会社Global Design Factory 代表取締役 高橋 遼

株式会社Global Design Factory 代表取締役

高橋 遼

北海道大学工学部でAIによる自然言語処理を研究。P&Gにてビッグデータ解析・消費者分析を担当した後、伊良コーラのマーケティング責任者を経て、現在は株式会社Global Design Factory代表取締役として、中小企業を中心にAIを活用した業務効率化・自動化を支援。

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Claudeの料金プラン一覧|課金で変わる5つの点

Claudeの料金プランは、個人向けのFree(無料)・Pro(月20ドル)・Max(月100ドル/200ドル)と、法人向けのTeam(1席月25ドル〜)・Enterprise(1席月20ドル+利用料)の5種類です。課金すると、使える量が増えるだけでなく、Opusなどの上位モデルやClaude Code・Claude Design・Researchといった機能が使えるようになります。価格はすべて米ドル建て・税抜きで、2026年10月6日時点のClaude公式の料金ページに基づいています。

Claudeの料金プラン一覧(2026年10月時点)

まずは全プランの月額と、プランごとの主な違いを一覧で示します。

プラン月額(月払い)年払いの場合利用量の目安主な違い
Free0ドル―基準チャット・Web検索・ファイル作成・メモリなど基本機能。上位モデルのOpusは使えない
Pro20ドル月17ドル相当(年200ドルを前払い)5時間あたりFreeの5倍以上Claude Code、Claude Design・Slides・Docs、Research、Opusが使える
Max 5x100ドルなし(月払いのみ)5時間あたりProの5倍Proの全機能+出力上限の引き上げ、混雑時の優先アクセス
Max 20x200ドルなし(月払いのみ)5時間あたりProの20倍Max 5xと同じ機能で、利用量がさらに多い
Team Standard1席25ドル1席月20ドルProより多いSSO、一括請求、管理機能、プロジェクトの共有。2〜150人向け
Team Premium1席125ドル1席月100ドルStandardの5倍Standardと同じ機能で、利用量が多い席
Enterprise―1席月20ドル(年契約のみ)+利用量をAPI料金で課金利用量に応じて課金Teamの全機能+SCIM、監査ログ、データ保持期間の設定、IP許可リストなど

個人で使うならFree・Pro・Maxの3つから選び、会社で複数人が使うならTeamかEnterpriseを選ぶ、というのが基本の分け方です。これとは別に、大学全体で契約する教育機関向けのプランもあります。また、自社のシステムにClaudeを組み込むための「API」は、これらのサブスクリプションとは別契約の従量課金です(後の章で説明します)。

課金すると変わる5つの点

無料のFreeプランでも、Web・デスクトップ・スマホアプリでのチャット、Web検索、ファイル作成とコード実行、会話をまたぐメモリ、外部ツールとの連携(コネクタ)、Artifactsの作成まで使えます。そのうえで、Pro以上に課金すると次の5つが変わります。

  1. 使える量が増えます。 公式の料金ページによると、Proは5時間あたりの利用量がFreeの5倍以上、Maxはさらにその5倍または20倍です。
  2. 上位モデルのOpusが使えます。 FreeではSonnetとHaikuだけで、Opusは使えません。Pro以上ではOpusを選べます。最上位のFableは、Maxでは週の利用上限の50%までプランに含まれ、Proでは後述の使用量クレジットを使って利用します。モデルごとの違いはClaudeのモデル比較で詳しく紹介しています。
  3. 使える機能が増えます。 Claude Code(コーディング用のエージェント)、Claude Design・Slides・Docs(デザイン・スライド・文書の作成)、Claude Science、Research(複数の情報源を調べてまとめる機能)、タスクの依頼と定期実行、Claude in Chrome、Claude for Microsoft 365は、Pro以上で使える機能です。このうちClaude Designの料金と始め方はClaude Designの使い方で説明しています。
  4. プロジェクトを数の制限なく作れます。 Freeではプロジェクト(資料や指示をまとめておく作業場所)が5つまでですが、Pro以上では制限がありません。
  5. 上限に達しても作業を続けられます。 有料プランでは、上限に達したあとも「使用量クレジット」を有効にすれば、標準のAPI料金で追加分を支払って使い続けられます(使用量クレジットの公式ヘルプ)。

一方で、課金しても利用量が無制限になるわけではありません。また、Pro・MaxにはAPIの利用料は含まれていません。Proプランの公式ヘルプにも、APIを使う場合はClaude Consoleで別途支払う必要があると書かれています。

利用上限は「5時間ごと」と「週ごと」で決まる

Claudeの利用上限は、月ごとの回数ではありません。すべてのプランに、5時間ごとに区切られた枠(直近5時間の利用量)があり、有料プランにはさらに週ごとの上限があります。

公式の料金ページによると、Web・デスクトップ・スマホアプリ・Claude Codeでの利用は、すべて同じ枠から差し引かれます。チャットで枠を使い切ると、Claude Codeの作業も止まるということです。

決まったメッセージ数は公表されていません。消費量は、メッセージや添付ファイルの大きさ、会話の長さ、Web検索などのツールの使用、選んだモデル、思考の深さ(effort)、コード実行やファイル作成のような複数の手順を踏む作業によって変わります(利用上限についての公式ヘルプ)。今どれだけ使ったかは、「設定 > 使用量(Settings > Usage)」で確認できます。

個人向けプランの選び方:Free・Pro・Max

Free:まず試す、たまに使う人向け

Claudeがどんなものか試したい人や、ときどき調べものや文章の相談に使う程度なら、Freeで十分です。基本機能はそろっていますが、Opus・Claude Code・Researchは使えず、利用量も最も少なくなります。上限に頻繁に当たるようになったら、Proに切り替える目安です。

Pro:毎日の仕事で使う人の最初の選択肢

仕事や学習で毎日使うなら、Proが現実的な最初の有料プランです。月払いは20ドル、年払いを選ぶと200ドルの一括前払いで、月あたり17ドル相当になります。月払いを12か月続けるより40ドル安くなるため、長く使うと決めているなら年払いが割安です。月払いの途中で年払いに切り替えると、残りの期間分は最初の年額の請求に充てられます。

Claude Codeも含まれるため、コーディングの補助を試したい開発者もまずProから始められます。ただし、チャットとClaude Codeは同じ利用枠を使うので、両方を毎日長時間使うと枠が足りなくなりやすくなります。

Max 5x・Max 20x:1日中Claudeを使う人向け

Maxは、Proの5倍(Max 5x、月100ドル)または20倍(Max 20x、月200ドル)の利用量を、5時間ごとの枠で確保できるプランです。出力の上限の引き上げ、新機能の先行利用、混雑時の優先アクセスも付きます。

Maxプランの公式ヘルプによると、Maxは月払いのみで、Proのような年払いの割引はありません。途中でアップグレードした場合は、請求期間の残りの分が日割りで計算されます。

選ぶ目安は次のとおりです。

  • Max 5x:ProではClaude Codeの作業やリサーチが途中で止まることが多い人
  • Max 20x:複数のプロジェクトを並行して動かすなど、1日を通してClaudeを使い続ける人
  • 迷ったらMax 5xから:Max 5xでも上限に当たるようになってから20xに上げても、差額は日割りで済みます

法人向けプラン:TeamとEnterpriseの違い

会社で複数人が使う場合、個人のProやMaxを各自で契約するより、TeamやEnterpriseのほうが管理と請求をまとめられます。また、公式の料金ページでは、TeamとEnterpriseは入力した内容をモデルの学習に使わないことが初期設定になっています。

Team:2〜150人のチーム向け

Teamは2人から150人までのチームで使えるプランで、メンバーごとに2種類の席を割り当てられます。

  • Standard席:月払い1席25ドル、年払い1席月20ドル。Proの1.25倍の利用量
  • Premium席:月払い1席125ドル、年払い1席月100ドル。Proの6.25倍(Standardの5倍)の利用量

利用量の倍率はTeamプランの公式ヘルプに基づきます。1つの契約の中でStandard席とPremium席を混ぜられるため、資料作成が中心のメンバーにはStandard、Claude Codeを多く使うエンジニアにはPremium、という割り当てができます。

個人向けプランとの機能面の違いは、プロジェクトをメンバー間で共有できること、社内のデータを横断して探せるエンタープライズ検索、SSO(シングルサインオン)、一括請求、コネクタの管理者設定などです。席の選び方や導入手順はClaudeチームプランの料金と席の比較で詳しく紹介しています。

Enterprise:統制と監査が必要な組織向け

Enterpriseは、1席あたり月20ドル(年契約のみ)に加えて、実際の利用量をAPI料金で支払う仕組みです。席の料金が固定のTeamとは違い、使うモデルや作業の量によって費用が変わります。

Teamの全機能に加えて、次の機能が使えます。

  • 役割ごとに細かく権限を設定できるアクセス管理
  • SCIM(社内のID管理と連動したユーザーの追加・削除)
  • 監査ログとCompliance API
  • 会話データの保持期間の設定
  • IP許可リストとネットワーク単位のアクセス制御
  • HIPAA(米国の医療情報の規制)に対応した提供形態
  • 管理者によるユーザー・組織単位の支出上限の設定

契約はWeb上で申し込むセルフサービス型と、営業担当を通す型の2種類があります。請求書払い、AWS Marketplace経由の購入、支出額を約束した場合の段階的な優遇は、営業担当を通す契約でのみ使えます。契約経路ごとの違いは、前述のチームプランの記事でも説明しています。

人数が150人を超える場合のほか、150人以内でも、入退社と連動したアカウント管理や監査ログが社内規程で必須になる場合は、Enterpriseを検討する時期です。

APIの料金はサブスクリプションと別

APIは、自社のアプリやシステムにClaudeを組み込むための従量課金の仕組みです。月額料金はなく、入力と出力のトークン数(文章を細かく区切った単位)に応じて支払います。ProやMaxを契約していても、APIの利用分は別に請求されます。

主なモデルの料金は次のとおりです(100万トークンあたり、APIの料金の公式ドキュメントより)。

モデル入力出力
Fable 5.110ドル50ドル
Opus 5.54ドル20ドル
Sonnet 5.52ドル10ドル
Haiku 4.51ドル5ドル

急ぎでない大量の処理をまとめて送るバッチ処理を使うと、入力・出力とも50%安くなります。同じ資料や指示を繰り返し送る場合は、プロンプトキャッシュで読み込み分の料金を下げられます。

人がチャット画面やClaude Codeで対話しながら使うならサブスクリプション、自社の仕組みに組み込んで自動で処理させるならAPI、というのが基本の使い分けです。APIの始め方はClaude APIの使い方と料金で手順を追って紹介しています。

契約する前に確認したいこと

会話をモデルの学習に使う設定

Free・Pro・Maxの個人向けプランでは、会話のデータをモデルの改善に使うかどうかを利用者が選びます。公式の料金ページではこの扱いが「オプトアウト(利用者が設定で止める方式)」と書かれており、設定がオンの間は会話が新しいモデルの学習に使われます(データの扱いに関する公式ドキュメント)。設定は、claude.aiのプライバシー設定からいつでも変えられます。

顧客情報や社外秘の資料を扱うなら、個人向けプランでは契約前にこの設定を確かめてください。TeamとEnterpriseは、初期設定で学習に使われません。

税金と通貨

料金ページの価格は米ドル建てで、税金は含まれていません。Proは、対応している地域では現地の通貨で請求されます。為替レートとカード会社の手数料によって、実際の支払額は変わります。

プランの変更と解約

アップグレードはすぐに反映され、今のプランの残り期間分は新しいプランの料金に充てられます。ダウングレードは、今の請求期間の終わりに反映されます。解約しても請求期間の終わりまでは使え、ProとMaxは期間が終わるとFreeに戻ります。会話やプロジェクトのデータは解約しても消えません。

「Plan Mode」は料金プランとは別の機能

「Claude plan」で調べると、料金プランとは別に、Claude Codeの「Plan Mode(プランモード)」が出てくることがあります。Plan Modeは、Claude Codeがファイルを読んで変更の計画を示し、利用者が承認するまで編集をしない動作モードです。Shift+Tabで切り替えられ、Claude Codeを使えるプラン(Pro以上)ならどれでも使えます。追加の料金はかかりません。Claude Codeの機能と使い方はClaude Codeの使い方・始め方と料金で紹介しています。

まとめ

  • Claudeの料金プランは、Free(0ドル)、Pro(月20ドル、年払いなら月17ドル相当)、Max(月100ドル/200ドル)、Team(1席月25ドル〜)、Enterprise(1席月20ドル+利用料)の5種類です。
  • 課金すると、利用量が増え、Opusが使え、Claude Code・Claude Design・Researchなどの機能とプロジェクトの無制限作成が解放され、上限後も使用量クレジットで作業を続けられます。
  • 利用上限は5時間ごとの枠と週ごとの上限で決まり、チャットとClaude Codeは同じ枠を使います。
  • 個人ならFreeで試し、毎日使うならPro、上限に頻繁に当たるならMax 5x、という順に上げるのが無駄のない選び方です。
  • 会社で使うならTeam、監査やID管理の要件があるならEnterpriseを選びます。APIはどのプランとも別の従量課金です。

価格とプランの内容は変わることがあります。申し込む前に、公式の料金ページで最新の金額を確かめてください。

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