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AI英会話とは?仕組みとおすすめアプリ13選を徹底比較
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株式会社Global Design Factory 代表取締役
高橋 遼
北海道大学工学部でAIによる自然言語処理を研究。P&Gにてビッグデータ解析・消費者分析を担当した後、伊良コーラのマーケティング責任者を経て、現在は株式会社Global Design Factory代表取締役として、中小企業を中心にAIを活用した業務効率化・自動化を支援。

「AI英会話」という言葉を目にして、オンライン英会話とどう違うのか、どのアプリを選べばよいのか気になっていませんか。話す相手がいない、講師との予約が面倒、費用を抑えたいといった悩みを抱える方にとって、AIを相手にしたスピーキング練習は有力な選択肢になります。この記事では、AI英会話の仕組みと注目される理由から、3つの学習スタイル、メリット・デメリット、料金を横断的に比較したおすすめアプリ13選、そして目的別の選び方までを解説します。あわせて「ChatGPTで代用できるのか」という気になる疑問にも触れますので、読み終える頃には自分に合ったサービスを選び、無料体験に申し込める状態になっているはずです。
AI英会話とは?仕組みと注目される理由
AI英会話とは、人間の講師ではなくAIを相手に英語で会話をしながら学習を進める、比較的新しい英会話学習のスタイルです。多くの場合はスマートフォンやパソコンのアプリを通してオンラインで提供されるため、場所を選ばずに学習できる点が特徴です。
「AI英会話」と一口に言っても、実態はさまざまです。AIキャラクターとフリートークを楽しむものもあれば、発音やイントネーションを細かく採点してくれるもの、ChatGPTのような生成AIを組み込んでシチュエーション別のロールプレイができるものまで存在します。共通しているのは、話し相手が人間ではなくAIであるという点です。
従来の英会話学習との違い
英会話スクールへの通学や、講師と予約制でつながるオンライン英会話と、AI英会話との最大の違いは「相手が人間かAIか」という一点に集約されます。この違いから、学習体験そのものにも次のような差が生まれます。
- スケジュール調整が不要:講師の空き時間に合わせて予約を取る必要がなく、思い立ったときにすぐレッスンを始められます。
- 時間制限がない:多くの対人レッスンは25分・50分といった枠が決まっていますが、AI英会話は1回のレッスンに時間制限を設けないサービスも多く、気が済むまで話し続けられます。
- 相手のスケジュールに縛られない:深夜でも早朝でも、AIは待ってくれています。
こうした違いは、「講師との予定調整が面倒」「短い時間でもすきま時間に練習したい」と感じてきた学習者にとって、大きな利便性になります。ただし、これはあくまで学習の「仕組み」としての違いであり、AI相手ならではの良い点・限界点については後ほど改めて整理します。
なぜ今AI英会話が注目されているのか
AI英会話が注目を集めている背景には、英語学習における長年の課題があります。それは、英会話は「話した分だけ上手くなる」と言われるほど、スピーキングのアウトプット量が上達のカギを握るという点です。しかし日本人の英語学習者の多くは、文法や単語の知識はあっても、実際に声に出して話す機会が圧倒的に不足しているという指摘は以前から根強くあります。
英会話スクールやオンライン英会話に通っても、レッスン時間は限られており、料金面や時間の制約から「話す量」を十分に確保できないという壁にぶつかりがちです。AI英会話は、この「スピーキング量の不足」を補う突破口として位置づけられています。AI相手であれば時間や回数の制約が少なく、思う存分「話す練習」を積み重ねられるためです。
さらに、ChatGPTをはじめとする生成AIが社会的に広く使われるようになったことも、AI英会話への注目を後押ししています。生成AIが自然な文章や会話を生成できることが広く知られるようになったことで、「AIとの会話で英語力が伸ばせるのではないか」という期待が高まり、専用アプリだけでなく生成AIそのものを英会話練習に活用する動きも生まれています。この点については、後の章で詳しく取り上げます。
つまりAI英会話は、「スピーキング量を増やしたいが、対人レッスンには時間・費用・心理的なハードルがある」という学習者の悩みと、生成AI技術の普及というタイミングが重なって生まれてきた学習スタイルだといえます。
AI英会話の3つの学習スタイル
AI英会話とひと口にいっても、実は提供形態によって大きく3つのスタイルに分けられます。それぞれ費用感や学習の進め方が異なるため、まずは全体像を把握しておくことが、自分に合う方法を見つける近道になります。
具体的には、以下の3種類に大別されます。
- AI英会話アプリを使う方法
- AI英会話ロボットを使う方法
- AIを活用したオンライン英会話サービスを使う方法
それぞれの特徴を見ていきましょう。なお、個別アプリの料金や機能の詳細比較は後述の比較セクションで扱いますので、ここでは方式ごとの大まかな違いをつかんでいただければ十分です。
AI英会話アプリを使う方法
最も手軽に始められるのが、スマートフォンにインストールして使うAI英会話アプリです。アプリを開けば、いつでもどこでもAI相手にスピーキング練習ができるため、通勤中のすきま時間や就寝前の数分間など、生活の中に無理なく組み込めるのが特徴です。
3つのスタイルの中では費用が安く設定されている傾向があり、まずはAI英会話がどういうものか試してみたいという方に向いています。一方で、機能がシンプルな分、後述するロボットやオンライン英会話併用型と比べるとできることの幅は限られる場合があります。
AI英会話ロボットを使う方法
AI英会話ロボットは、専用のハードウェア(ロボット端末)を通じてAIと会話するスタイルです。物理的なデバイスとして存在するため、まるで話し相手がそこにいるかのような感覚で練習でき、画面越しのやり取りに抵抗を感じる方にも親しみやすい方法といえます。
その分、アプリ単体の料金と比べると価格は高めになる傾向があります。専用端末を用意する必要がある点も含め、費用と手軽さのバランスを考えて選ぶことが大切です。
AIを活用したオンライン英会話サービスを使う方法
オンライン英会話サービスの中には、講師とのレッスンに加えてAI機能を搭載しているものもあります。AIとの自主練習と、人間講師との実践的なレッスンを組み合わせられるのが最大の特徴です。
この方式も、アプリ単体に比べると料金は高めに設定される傾向がありますが、AI相手で基礎を固めつつ、実際の講師とのやり取りで実践力を磨けるため、学習効果を重視したい方に適したスタイルです。費用に余裕があるなら、この併用型を軸に検討するのも一つの選択肢といえます。
AI英会話のメリット・デメリット
AI英会話を導入するかどうかを判断するには、良い面だけでなく限界も知っておくことが大切です。ここではAI英会話全般に共通する特性を、メリットとデメリットの両面から整理します。個別アプリの評価や料金は後述の比較セクションに譲り、ここではあくまで「AI英会話という学習方法そのもの」の特徴に絞って解説します。
AI英会話のメリット
Udemyメディアによると、AI英会話には主に次の4つのメリットがあります。
- 安価で学習できる:講師を雇う人件費がかからない分、オンライン英会話やスクールに比べて費用を抑えやすい傾向があります。
- AI相手のため恥ずかしくない:人間の講師だと間違いを指摘されることに気恥ずかしさを感じる人もいますが、相手がAIであれば気兼ねなく何度でも発話練習ができます。
- 講師との相性を考えなくてよい:オンライン英会話では講師との相性が学習継続のカギになりますが、AI英会話ならその悩みそのものがありません。
- 自分の都合に合わせて手軽に学習できる:予約やスケジュール調整が不要で、思い立ったときにすぐ練習を始められます。
特に「話した分だけ上手くなる」と言われるスピーキング練習において、時間や場所を気にせず何度でも話しかけられる点は、独学でアウトプット量が不足しがちな学習者にとって大きな後押しになります。人間の講師相手だと構えてしまい発話量が減ってしまう人でも、AI相手なら気軽に量をこなせるのが強みです。
AI英会話のデメリット・注意点
一方で、AI英会話には次のような限界もあることをUdemyメディアは指摘しています。
- 機械感があり人間味のある会話が難しい:AIとの対話はあくまでプログラムされたやり取りであり、人間同士の雑談のような自然な間や感情のこもった反応を再現しきれない場合があります。
- 表現の幅が限られる:想定外の話題や口語的な言い回しに対応しきれず、会話が単調になりやすいという注意点もあります。
- 間違っても伝わるという気づきが得られない:人間相手であれば、多少文法が崩れていても意図が伝わる経験を通じて「これで通じるんだ」という実感を得られますが、AI相手ではその手応えを得にくい面があります。
これらの限界を踏まえると、AI英会話だけに頼り切るのではなく、費用が許すのであればオンライン英会話などの人の講師とのレッスンと並行して活用するのが効率的です。AI英会話を自宅での反復練習用に位置づけ、人間講師とのレッスンで実践的なコミュニケーション力を磨くという併用スタイルが、バランスの取れた学習法と言えるでしょう。
【最新料金比較】おすすめAI英会話アプリ・サービス13選
AI英会話サービスは数多く登場しており、料金体系や得意分野もさまざまです。ここでは代表的な13のサービスを「無料で気軽に試せるタイプ」「発音・スピーキングに特化したタイプ」「オンライン英会話と併用できるタイプ」の3グループに分けて、料金・無料体験期間・特徴を比較します。
無料体験ですぐ試せるAI英会話アプリ
まずは費用を抑えて始めたい方向けに、無料プランや低価格帯のサービスをまとめました。
| サービス名 | 無料体験 | 月額料金(税込目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| enja AIトーク | 7日間無料 | 650円 | AIキャラとのフリートーク、英語ニュース、テーマ別英会話に対応 |
| abceed | Freeプランあり | Proプラン1,983円〜 | AIによる学習分析とレコメンドが強み。英会話よりTOEIC・基礎力強化寄り |
| SayWow | 7日間無料 | 3,000円(年額15,000円) | 生活シミュレーション型で、発音・文法をリアルタイムに修正 |
| Duolingo | 1週間無料(Superプラン) | 4,490円(年額22,800円) | 上位のMaxプランでAIとのロールプレイ・会話練習が可能 |
特にenja AIトークは月額650円という価格帯で、まず「AI英会話がどんなものか」を体感したい方に向いています。abceedは無料プランのままでも利用でき、英会話そのものよりTOEIC対策や基礎力強化を重視したい方に適したサービスです(ダイヤモンド教育ラボ)。
発音・スピーキング特化のAI英会話アプリ
スピーキング量を増やし、発音や表現をAIに細かくフィードバックしてもらいたい方には、以下のサービスが候補になります。
| サービス名 | 無料体験 | 月額料金(税込目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Speak | 7日間無料(1カ月180円キャンペーンあり) | 3,800円(年額29,800円) | AIとの会話に即時フィードバック。世界1,500万DL突破、OpenAIと提携 |
| スピークバディ | 3日間無料 | 3,980円(年額28,400円) | AIバディとの会話を通じ、体系的カリキュラムで発音・抑揚を矯正 |
| スピフル | 7日間無料 | 5,478円(年額45,980円) | 口頭英作文と独り言英会話でインプット・アウトプットを繰り返す |
| DiaTalk | 7日分無料 | 4,380円(年額39,400円) | 10分間の英会話とAIによる振り返り。表現添削や発話語数の可視化が強み |
このグループの中でもSpeakは、OpenAIとのパートナーシップやOpenAI Startup Fundからの支援を受けている点が特徴で、日本のApp Store教育カテゴリで1位を獲得した実績もあります(Speak公式サイト)。スピフルは「ビジネス英会話」を意識した口頭英作文形式が特徴で、実務での発話力を鍛えたい方に向いています(ダイヤモンド教育ラボ)。
オンライン英会話×AI併用型サービス
「AIだけでは不安」「講師との会話も並行したい」という方には、AI機能とオンライン英会話講師レッスンを組み合わせたサービスがおすすめです。
| サービス名 | 無料体験 | 月額料金(税込目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ネイティブキャンプ | 7日間無料 | 7,480円 | AIスピーキングトレーニング&テストに加え、回数無制限の講師レッスン |
| DMM英会話 | 7日間無料 | 4,880円〜 | ChatGPT搭載のAI英会話(無料利用可)+講師レッスンの併用型 |
| Kimini英会話 | 10日間無料 | 4,840円〜 | AIによる予習・復習支援に加えAI英会話機能も搭載 |
| スタディサプリENGLISH | 7日間無料 | 新日常英会話コース2,178円(年額20,856円) | AI音声認識で発話判定。必要に応じ講師との英会話レッスンも可能 |
| Smart Tutor | 10日間無料 | 10,780円〜 | AI×VR英会話によるビジネス特化型。10カ国のアクセントに対応 |
このグループの中でもDMM英会話は、ChatGPTを搭載したAIロールプレイが無料で利用でき、「ショッピング」「ホテル」「職場」など全80種以上のシチュエーションが用意されている点が特徴です(Udemyメディア)。AIとの練習だけでなく、実際の講師との会話で表現の幅を広げたい方には、こうした併用型サービスが選択肢になります。
失敗しないAI英会話アプリの選び方
数多くのAI英会話アプリを前に「結局どれを選べばいいのか分からない」と感じる方も多いはずです。ここでは、前章の比較情報を踏まえて、後悔しないための2つの軸を整理します。
目的(発音矯正・ビジネス・日常会話)で選ぶ
AI英会話アプリは、それぞれ得意分野が異なります。まず自分が英語で何を達成したいのかを明確にすることが、選定の第一歩です。
- 発音やイントネーションを矯正したい方:AIが発話を即時にフィードバックしてくれるタイプが向いています。会話するたびに発音の癖を指摘してもらえるため、独学では気づけない改善点を客観的に把握できます。
- ビジネス英会話力を伸ばしたい方:口頭での英作文練習や、ビジネスシーンを想定したロールプレイに対応したサービスが適しています。商談やプレゼンなど実務に近い場面で使う表現を鍛えたい方向けです。
- 日常会話やフリートークに慣れたい方:AIキャラクターとの雑談形式や、シチュエーション別の会話練習が充実したアプリがおすすめです。買い物や旅行先など、身近な場面設定が多いほど実践的な練習になります。
「とりあえず英語に慣れたい」段階なのか、「特定の場面で使える表現力が欲しい」段階なのかによって、選ぶべきアプリは変わってくる点を意識してください。
料金・無料体験期間で選ぶ
目的が絞れたら、次は費用面での比較です。AI英会話アプリの月額料金は数百円台から1万円前後まで幅広く、無料体験期間も3日〜10日程度とサービスごとに差があります。
選び方のポイントは次の通りです。
- まずは無料体験で「相性」を確認する:AIとの会話に人間味を感じられるか、フィードバックの質に納得できるかは、実際に使ってみないと分かりません。無料体験期間が長いサービスほど、じっくり見極められます。
- 月額と年額の総額を比較する:多くのサービスは年額プランの方が月あたりの単価が割安になる設計です。継続利用を前提とするなら、年額換算での比較を忘れないようにしましょう。
- AI英会話単体か、講師レッスン併用かで価格帯が変わる:AI機能のみに特化したアプリは比較的低価格な傾向がある一方、AIと人間講師のレッスンを組み合わせたサービスは月額が高めに設定されています。予算とのバランスを見て判断してください。
無料体験は「お試し」であると同時に、続けられそうか自分の生活リズムに照らして判断する貴重な機会でもあります。まずは1つ、気になるサービスの無料体験に申し込んでみることをおすすめします。
ChatGPTでもAI英会話はできる?専用アプリとの違い
「まずは無料で試してみたい」という方には、ChatGPTを使った英会話練習も選択肢のひとつです。専用アプリをダウンロードしなくても、身近なツールで今すぐ練習を始められる手軽さが魅力です。
ChatGPTで英会話練習をする方法
ChatGPTは本来テキストチャット型のツールですが、工夫次第で英会話練習に活用できます。
- スマホアプリ版のマイク機能を使う:ChatGPTアプリには音声入力・音声読み上げ機能があり、英語で話しかけて英語で返答してもらうやり取りが可能です
- PCではChrome拡張機能を活用する:「Voice Control for ChatGPT」というGoogle Chromeの拡張機能を追加すると、PCのブラウザ上でも音声によるやり取りができるようになります
- プロンプトで会話シチュエーションを指定する:「あなたはカフェの店員です。私は英語でメニューを注文するので、英語で応対してください」のように役割設定をすれば、簡易的なロールプレイ練習も行えます
費用をかけずに、思いついたときにすぐ練習できるのは大きなメリットです。すでにChatGPTを日常的に使っている方であれば、追加のアプリ登録なしで英会話練習を始められます。
専用アプリとの違い・使い分け
一方で、ChatGPTはあくまで汎用の対話AIであり、英会話学習に特化して設計されたアプリとは前提が異なります。専用アプリには、発音の正誤判定やスコアリング、体系立てられたカリキュラム、学習の進捗管理など、継続的なスピーキング力の向上を目的とした機能が組み込まれています。
なお、専用アプリの中にはChatGPTの技術をベースにしているものもあります。たとえばDMM英会話AIはChatGPTを搭載しており、ChatGPTならではの自然な受け答えと、英会話学習に最適化されたシチュエーション設定を両立させています。
使い分けの目安としては、次のように考えるとよいでしょう。
- とにかく無料で試してみたい・すきま時間に軽く練習したい:ChatGPTを活用する
- 発音矯正やスコアで上達を実感したい・カリキュラムに沿って継続したい:専用アプリを利用する
まずはChatGPTで英会話に慣れ、物足りなさを感じてきたタイミングで専用アプリに移行する、という段階的な使い方も現実的な選択肢です。
AI英会話を効果的に使うための学習のコツ
AI英会話は便利なツールですが、ただ導入するだけでは効果を実感しにくいこともあります。ここでは、実際に使い始めてから成果につなげるための考え方をご紹介します。
オンライン英会話・スクールとの併用がおすすめな理由
AI英会話には「機械感があり人間味のある会話が難しい」「間違っても伝わるという気づきが得られない」といった限界があることは、すでにお伝えした通りです。これを補うのが、人間の講師とのレッスンとの併用です。
費用面に余裕があるのであれば、オンライン英会話などの人の講師とのレッスンと並行してAI英会話を自宅学習用に活用するのが、効率的かつ効果的な組み合わせ方だとされています。役割分担のイメージとしては、次のように考えるとわかりやすいでしょう。
- AI英会話:時間や場所を選ばず、恥ずかしさを気にせず何度でも話せる「発話量を増やすための練習台」として使う
- 人間講師とのレッスン:AI英会話で慣らした表現を実際に人に伝わるかどうか試し、雑談やニュアンスのやり取りなど「人間味のあるコミュニケーション」を補う場として使う
たとえば、平日はAI英会話アプリで気軽にフリートークや発音チェックを行い、週末や月に数回はオンライン英会話や英会話スクールで人の講師とレッスンを受ける、といった使い分けが現実的です。AI英会話だけで完結させようとせず、「量はAI、質の確認は人間」という役割分担を意識すると、両者の強みを活かしやすくなります。
継続するための工夫
AI英会話に限らず、語学学習は継続できるかどうかが成果を大きく左右します。特にAI英会話は「話した分だけ上手くなる」と言われるスピーキング量を補うためのツールですので、細く長く続けることが重要です。継続のために意識したいポイントは次の通りです。
- 無料体験の期間を「お試し」で終わらせない:多くのAI英会話サービスには数日から10日程度の無料体験期間が設けられています。この期間中に「1日何分話すか」「どの機能を使うか」といった自分なりの使い方を決めてしまうと、有料プランに移行してからもスムーズに継続しやすくなります。
- 完璧な会話を目指さない:AI相手だからこそ、間違いを気にせず話しかけられるのがAI英会話の強みです。文法や発音の細かいミスを気にしすぎず、まずは口に出す回数を増やすことを優先しましょう。
- 生活の中の「すきま時間」に組み込む:通勤中や家事の合間など、決まったタイミングでAI英会話アプリを開く習慣をつけると、意識しなくても継続しやすくなります。
- 人との練習も定期的に取り入れる:AI英会話だけで学習が完結すると、モチベーションが下がりやすい面もあります。前述の通り、オンライン英会話やスクールと組み合わせることで、「人に伝わった」という実感を得る機会を定期的に作ることも継続の後押しになります。
AI英会話は、あくまでスピーキング量を補うための手段のひとつです。人間の講師とのレッスンや日々の学習習慣とうまく組み合わせながら、無理なく続けられる形を見つけていくことが、成果につながる近道といえるでしょう。
AI英会話に関するよくある質問
Q1. AI英会話だけで本当に話せるようになりますか?
AI英会話はスピーキング量を増やす手段として効果的ですが、AI相手のやり取りだけでは「機械感があり人間味のある会話が難しい」「間違っても伝わるという気づきが得られない」といった限界もあります。費用に余裕があれば、オンライン英会話などの人の講師とのレッスンと並行し、AI英会話は自宅での自主練習用として活用するのが効率的かつ効果的とされています。まずはAIで話す量を積み上げ、実際の対人レッスンで応用するという使い分けを意識するとよいでしょう。
Q2. 無料で試せますか?
多くのAI英会話アプリには無料体験期間が用意されています。たとえばSpeakは7日間、スピークバディは3日間、スピフルやenja AIトーク、DiaTalk、ネイティブキャンプ、DMM英会話は7日間、Kimini英会話は10日間の無料体験を利用できます。abceedのようにFreeプラン自体が無料で使えるサービスもあるため、まずは無料期間で自分に合うかどうかを確かめてから有料プランへ進むのが安心です。
Q3. 初心者でも使えますか?
AI英会話は「AI相手のため恥ずかしくない」「講師との相性を考えなくてよい」というメリットがあり、人前で話すことに抵抗がある初心者ほど始めやすい学習方法といえます。発音やスピーキングに特化したアプリを選べば、基礎的な発話練習から取り組めます。一方で表現の幅が限られるという注意点もあるため、慣れてきたら人の講師とのレッスンも取り入れ、より実践的な会話力を伸ばしていくのがおすすめです。
Q4. 料金はどのくらいかかりますか?
サービスによって幅があり、enja AIトークのように月額650円という低価格帯のものから、Smart Tutorのように月額10,780円〜のビジネス特化型まで多様な選択肢があります。まずは自分の目的と予算に合ったサービスを絞り込み、無料体験で使用感を確認してから契約するのが失敗しない選び方です。
まとめ
AI英会話は、講師との予約や時間の制約なく、思う存分スピーキング量を積み上げられる学習スタイルです。アプリ・ロボット・オンライン英会話併用型という3つのスタイルがあり、それぞれ費用感や特徴が異なります。恥ずかしさを気にせず何度でも話せる一方、人間味のある会話や「伝わった」という気づきは得にくいという限界もあるため、費用に余裕があればオンライン英会話などの人の講師とのレッスンとの併用がおすすめです。まずは発音矯正・ビジネス・日常会話といった自分の目的を明確にし、比較表を参考に気になるサービスの無料体験に申し込んでみましょう。ChatGPTでの代用も、始めの一歩として有効な選択肢です。


